眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

黒川芽以出演 「神谷玄次郎捕物控」第2話「針の光」 感想

旗本の兵馬と恋仲の茶屋の娘・お咲(黒川芽以)は、既に彼の子を身籠っている。ふたりで店を出そう、という兵馬を信頼しきっているお咲だったが、北町奉行所定廻り役・神谷玄次郎は、続けて起こった二件の、茶屋の娘殺しの下手人が、兵馬ではないか、と疑う。
去年の4月放送。全くノーチェックですな。
愛する男のことを、一途に信じる町娘役という、年齢的なことを考えればそろそろキツイ役柄になっているのだが、さらりと演じてそつがない。それはつまり、ドラマに溶け込んでいる証でもあるので、それはそれで良いのだが…。お咲の運命はともかく、これくらいは、余裕で演じられるだろうという意味では、安心してみていられました。兵馬役・中林大樹とのキスシーンもあり。

冬の京都での撮影だったのか、俳優さんの吐く息の白さに、撮影の大変さを感じますな。大変ではあろうがBS時代劇は、多くが松竹が制作ということもあり、この作品も安定の出来栄え。来月から、第二期が放送されるんですな。時代劇ファンの方は、お楽しみに。

主演は、高橋光臣。申し訳ないのだが、全く存じ上げませんでした。びっくりするくらい、高橋さんの出ているドラマを、ことごとくスルーしていたんですね。キャリアもきちんと積まれているのに、本当に初めてみる俳優さんでしたわ。こういうことってあるんだなあ。

ガンリキ」シリーズが3作目で打ち止め(2013年)になった翌年に、黒川さんと中村梅雀さんが共演している(ラストにちらっと)のは、なんとなく嬉しいですね。

これ載っけていいのかな。梅雀さんのブログの写真。