眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

NHK 「あさイチ」 に、のん と はに丸 が出演 

ゲストとして登場。絶賛上映中「この世界の片隅に」のキャンペーンの一環かと思われたが、単にゲストという扱いだった。キャンペーンの意味合いももちろんあるだろうけれど、単にゲストとして出てもらう、というそっけのなさに込められた様々なメッセージをどう読み解くかは、みている人次第である。

能年ワールドは健在だった。料理コーナーで出てきた料理を、隣の綾部祐二に「ガチ食いですよ」と突っ込まれるほど、がっつりと白飯とともに食べているのには笑いました。「お腹減ってたんで…」と。外の中継には「富士山がみたい」とリクエスト。ずんずんと走っていったはいいが、靄がかかってすっきりとは見えず、しかも枯れた木が邪魔になったのと、中継映像が粗いのとで何が何やら判らない場面でも、「(富士山を)探す愉しみがあってよかった」みたいなことを自然に言ってくれたのも笑った。頭がいいのか、天然なのか、自然体なところがよろしいですな。

話題の絵本「おやすみロジャー」を朗読するところもあった。やっぱり声も話し方もとてもいい。独特の柔らかさがあって、あまり使いたい言葉ではないけれども「癒し」のような、そんなものが発せられていたように思う。そのあとには、視聴者のリクエストに応えて「この世界の片隅に」のすずさんの「あちゃー」を再現。ああ、映画をもう一度観に行きたくなる。そのままだった。当たり前だけど。

今日の特集は「新年をスッキリ迎えましょうSP」だったのが、はに丸くんが登場したのはうれしかった。しかも「週刊文春」に取材に行って、副編集長に話を聞いていた。「政治家などのスキャンダルはともかく、そうでない人たちのプライベートも暴くけれどそれはどうして?」と、激しく突っ込んでいて驚かされる。副編集長は即答出来ず、しどろもどろになって「人というのは偉い人や有名な人のきれいなところばかりでなく、そうでないところも見たい、そういう声に応える」と返答していたが、ま、確かにそういう一面もあるが、結局お金のためならなんでもいいんでしょ、と視聴者に思わせてしまったね。文春批判の向こう側には、のんに関する記事や圧力のことが匂わされまくっているように思えたが、スタジオに戻ってきてから、有働アナからは「もっとグイグイ行かないと」みたいに言われて、はに丸くんがそれに答えているときに、唐突に9:00のニュースになったのも「しかしはっきりとその話題になるのはまずい!」というNHKの判断が下りたみたいで笑ってしまった。あと、はに丸くんは、パズーの物まねが得意らしく、のんと手を重ねて「バルス!」と叫んでいたよ。

色々と見応えがあった。見てよかったな。