ホラーマニアックス第8期とか、キングの、続・死ぬまでにこれは観ろ!とか、まとまったキャンペーンは目につきやすいが、知らないうちに、しれっと発売されてしまうホラー映画もちらほらとある。そんな物の中でも、おっ!と思ったものをいくつか。
ジャケットからはとてもホラーには思えないが…。
ルイス・ギルバートが撮った、ちゃんとした正統派怪談。なんだけど、クライマックスの”ぐるぐる〜”(見た人は判るだろうけど)のあたりで、なんだこれ?と少し思ったりもする映画。今となっては、怖いかどうかはちょっと微妙かも。
ケイト・ベッキンセイルのヌードは、公開時から怪しいと思っていたけど、あれはやっぱり本人じゃないよね。
ごたぶんにもれず、ゴールデン洋画劇場でみたクチです。当時、中学生だったので結構楽しんでみました。
秋田書店の「怪奇大全科」という本で、「バッグからはみ出した血濡れの切断された腕」の写真をみて、こんな場面、放送にはなかった!と驚いたのも懐かしい思い出。「血なまぐさいので有名なフィルム」という
日野康一さんのコメントにも疑問を持ったものでしたが、オリジナルは3時間もあったことを知るのは、だいぶあとのこと…。これ、監督はジャック・スマイトだし、撮影はアーサー・イベットソンだったり、出演者も
マイケル・サラザンとかジェームズ・メイソンとか、かなりな布陣なんですよね。よく今、国内盤を出そうと思ったなあ。えらい!
ピート・ウォーカーの代表作らしいが、全く知らなかったのを恥じるばかり。しかしこの予告編をみれば、寒々しい感じがしてよろしいですな。
当時ホラークィーンと呼ばれた、ジェイミ・リー・カーティス主演。デヴィッド・カッパーフィールドは、公開時には日本では全く知られていなかった。後に名前を知って、それから、そういえば…という感じで、この映画を思いだしたなあ。80年代スラッシャー映画には、うんざりしていた映画評論家の
双葉十三郎先生も、全体としては平凡な出来栄えとしながらも、後半の展開を、列車ミステリーらしいと言って面白がっておられた(ような気がする)。
これまた、まさかこんなものが!という一本。厳密には、ホラーというよりはサスペンス映画になるのだろうが…。まあ、
ラリー・コーエン作品ということで。
そしてもう一本。これはまごうかたなき傑作と信じている。でも前に出たDVD持ってるし買わなくてもいいかな…と思っていたが、前のものはPAL版だという!なんと知らなかった!いや、今思えば、そのDVDでは
リチャード・バートンの声がちょっと高かった気がする。ちょっとピッチが速くなってるだけだろう、と思われるかもしれないが、知ってしまった以上、気になって来るのはどうしようもない…。例えば「ファイナル・カウントダウン」のDVDも早回しになっていて、やっぱりおかしい。あのテーマ曲は大好きで何度も聴いていたこともあって、その違和感には耐えきれず、結局まともにみてないんだ。
マーティン・シーンは元々声が高めだけど、もっと高くなってるし。こんなことなら
イマジカBSで放送されたの、録画しておくんだったな。
知らない間に、こそっとDVD化(ブルーレイ化)されて、気付いたときには販売終了になっていた…なんてことがないように、こまめなチェックは怠ってはならんですな。