眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

「ザ・ベイビー 呪われた密室の恐怖」「悪魔のチェーンソー ブラッド・ピーセス」がDVD化

7月29日発売の「ザ・ベイビー」は、昔はよく深夜で放送されていた作品で、うっかりみてしまうと、衝撃の内容とラストに呆然としてやられるという凶悪な作品であった。監督はテッド・ポスト。「ダーティハリー2」みたいな映画がフィルモグラフィにあるから(しかも普通に面白い娯楽映画だったりするから)、ホラーテイストの映画には似つかわしくないように思うけれど、実際には「続・猿の惑星」も「奴らを高く吊るせ!」も「戦場」も、じっとりと陰鬱な映画だった印象。そんなに畑違いなわけでもなかったのかもしれない。

予告はちょっと見せすぎな気もするが…。

8月26日発売の「ブラッド・ピーセス」は、悪名高きスプラッターホラー。チェーンソーを使った殺人描写は「悪魔のいけにえ」を凌駕する凄惨さ。「いけにえ」は、直接的な殺人描写はあまりなかったけれど、こちらは良識おかまいなしの大盤振る舞いであっけにとられる。以前、今は亡きエプコットのトラッシュマウンテンビデオから出たDVDのランニングタイムは、82分表記。今回のDVDは、81分となっているが、おそらく同じものだろう。ところが、allcinemaをみると、89分となっている。早回しにしては、短くなりすぎだし、もともとノーカット版とカット版があるとも聞く。DVD化されたものはカット版だという噂も聞いたことがあるが、実際はどうなのだろうか。

30秒ほどの予告ながら、刺激が強いので閲覧は自己責任でお願いします。

発売はいつものようにフォワード。「吸血の群れ」のDVD発売中止にもめげず(?)、相変わらず権利関係をクリアしているのかどうかの微妙な線上を、出どころの怪しいマスターを使ってDVD化している感じ。こういうものは、こっそりと楽しんだ方がよろしいな。そうそう、「ザ・ベイビー」は、日本語吹き替え収録。テレビ放送時の吹き替えだろうか。そのせいでか、お値段ちょっと高め。