眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

サンゲリア 日本公開44周年

日本での劇場公開は1980年の5月24日(土)。関西地方では、24日は先行オールナイト。懐かしい響きです。公開は5月31日と一週間遅れ。というようなことは過去にもこのブログに書いてる気がします。

 

ということで日本公開44周年。だからというわけでもないですが、久しぶりに「サンゲリア」を。4Kレストア版ブルーレイが出たときに見ているから2年ぶり。もうちょっとこまめに見てる気がしていたけど、そんなに間があいてたかと驚き。

 

久しぶりに見ると、やけにあっさりしているようにも思えました。特殊メイクの見せ場のねちっこさに対してドラマ自体は割合淡泊というか、サクサクと話が進んでいくので意外ともたつかない…と思うのは何度も見ているせいで慣れちゃってるのか、その辺がもうわかりませんな。でも楽しく見ました。やはりゾンビ映画のマスターピースでしょうね。

 

今回は新録の吹替で。字幕なしでストレスなくするすると見られるのはよいことですね。ただ、どうにも違和感が拭えず「なんで?」と思いましたが、テレビ放送の吹替(も収録されている)を聞くと理由が判ります。声優さんの声の出し方や演技が、かつてと今とは違ってるんですよ。50代半ばも過ぎた人間には昔の演技の方が耳に馴染むんでしょう。あと、このブルーレイは色味が青白いと指摘されてます。2年前はそうでもないだろうと思ってましたが、今見ると確かにそうかも…。無理して色調を明るくしているよ感じ。明るいので細部まで見えるのはいいんですけどね。