眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

さようなら、ジェームズ・ホーナー

自家用飛行機が墜落。まさかの最期…。残念です。

タイタニック」の作曲家と言われるのが一般的な反応だろうが、「宇宙の7人」「48時間」「コマンドー」「地獄の7人」「エイリアン2」「ウィロー」「ロケッティア」…といった映画で、鳴らしまくった作曲家として、覚えていたい。たとえクラシックを元ネタにしていることがあっても、過去の自分の作品を使い回すことがあっても、ガンガンに鳴らしていたことを忘れたくはない。

↓この曲も「カルミナ・ブラーナ」と似ていると思うんだけど、そんなことはどうでもいい。「グローリー」のクライマックスを壮烈に彩った名曲。

さよなら、ホーナー。天国でまた鳴らしてくれ。

別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本 感想

初代ゴジラ関連本中、これはかなり濃密な一冊。まさかと思うような人たちへのインタビュー取材により、第一作目のゴジラがまた新たな一面をみせてくるような、それほどの密度の高さ。これまでも、マニア以外は誰も喜ばない話しばかり…と、最近の特撮映画本を読みながら思っていたがこれはもう、その最果てにまで来てしまったのでは…と思わせられる。しかしながら、そこまで来て初めて知る話が出てくるのだから、とことんまでやってみないと判らないものである。

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