眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

MBSの天気予報(使用曲は「タワーリング・インフェルノ」)再び

以前、大阪・毎日放送(MBS)の天気予報のBGMが「タワーリング・インフェルノ」の曲だった、という記事を書きまして。その天気予報を再現したものがYoutubeにあったので貼っていたのですが、今はみられなくなってしまいました。ところが、
なんと、当時の本物がアップされているではありませんか。

と、喜んでみたのですが、「概況」とあるのに、アナウンサーの声が聞こえてこない…。ということは、これも再現なのかなあ?映像は当時のものかもしれないけれど、音声は付け足したものなのかも…。とはいえ、昔懐かしいテレビの風景に触れるのは、なんとも胸しめつけられるようで、いい感じです。
フルサイズはこちら。

作曲はジョン・ウィリアムス。いい曲だなー…。しみじみとします。大人の音楽ですなあ。
ここからはおっさんの繰り言になるんですが…。昔の歌謡曲は、ジャズやらロックやらソウルやら、なんでも取り入れて歌謡ジャズや歌謡ロックにしてたわけです。それについては意見は様々あろうとは思いますが、個人的には、亜流のような曲であっても、それが本当のジャズやロックへの道標というか、入口になっていたように思いますな。それによって、色んなジャンルの音楽を、割合偏見なく素直に受け入れられた気がします。映画音楽というのも同様で、この世界は、まさに沢山のジャンルの音楽が存在しますので、それこそ多種多様な音楽を耳にすることが出来る。色んなジャンルのものに触れるというのは、若い頃には大切だと思っているので、J-POPだけしか聴かないというのは、あまりにも間口が狭いし、勿体ないなあ、と思うんですよ。まあ大きなお世話ですけれどもね。普段、最近の若者は車に乗らなくなったなどという記事をみると、ケッ、と思っているのに、やはり自分の好きなジャンルの話しになると、同じようなことを思ってしまう物ですな。いやいや自戒せねばな。