眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

ネッシー登場から81周年!

1934年にデイリー・メールに写真が掲載されてから(↓)、今日が81年目だとか。

めでたいのか何なのか、グーグルのトップ画面が可愛過ぎる。明日には見られなくなるのかと思うと惜しい。

ネッシー映画というか、ネッシーみたいなのが出てくる映画というのは、本当にたくさん作られていて、しかもほとんどがろくでもないものばかり。だがそれがいい、と思ってしまうのが恐竜、怪獣映画好きの性であろうか。

子供のころから、ネッシーを恐怖の対象として見て来たので、「永遠の夢/ネス湖伝説」とか「ウォーターホース」などは物足りない。まあ「ウォーターホース」は闇夜に浮かぶネッシー(的なもの)がなかなか不気味ではあったけれど。角があったのは、ネッシー好きとしてはポイント高かった。

とはいえ、やっぱりCGではそこに存在しているという生物感がどうしても薄くなってしまうもの。CGしか知らない世代はそれに違和感ないだろうが、旧世代人としては、生っぽさを感じないものなのである。そこに実体として存在しないものはアニメーションを合成しているのと一緒。アニメーションを実写と言えるかというと、そうは言えない。どんなに本物と見間違えるようなものであっても、それは埋めることが出来ないものだ。それを今の世代に判ってもらおうとは思わないけどね。自分の好きなものを愛でていられればそれでよい。今の技術も、次世代のものに取って変わられるときが絶対に来るし、そのときに今の私たちと同じ寂しさを、現世代も感じる時が来るのだから…。

ということで、生っぽいネッシー系統の映画ではこれが好きだ、と。

「恐竜伝説ベイビー」もいいね。ネッシーというには無理があるけれど…。確かこれは、モケーレ・ムベンベではなかったか?

いいねえ。リアルにそこにいる感じがたまらない。トコトコ歩いて可愛いと思う反面、すごく怖い。不気味。

だけどネッシーに対する恐怖を、トラウマ級に植え付けたものが二つあり、そのうちのひとつは、これ(↓)。

小学4年生だったかな。本当にいるのかもしれない!という恐怖感、判りますかね…。半信半疑だった事に、物的証拠を見せられたみたいな…。嘘が現実を食い破って入ってきたような、そんな恐怖を感じたものです。

そしてもうひとつが「ドラえもん

この絵のインパクトは凄過ぎる。近所の公園が一気に恐怖空間に変わる。

ネッシー映画はろくでもないものばかりと書いたけれど、「モンスター」というチープな映画について、以前に書いている。だが、誰も知らなくていいかもしれない。