眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

2013-01-01から1年間の記事一覧

『Z〜ゼット』1巻(相原コージ/日本文芸社)をよむ

相原コージが描くということは、ゾンビマンガであってもギャグと下ネタは避けて通れるものではないのだが、しかし全体としてはこれはかなり真っ当なゾンビもの。しかも今まであまりお目にかかったことのないシチュエーションによる話もあったりして、そこは…

『アウト・フォー・ジャスティス』をみる

1991年製作ということは、もう22年前の作品になるのかとそれに驚く。そんな映画がテレビ大阪の深夜とはいえ(おそらくテレビ東京のお昼と同様)堂々と放映されるという、商品としてまだまだ現役であることがうれしい。セガールは刑事。が、元々は不良みたいな…

『あの頃、君を追いかけた』の日本公開が決定

9月14日公開の予定。結局、買ってくれた奇特な(失礼!)配給会社はどこなんだろう?あとは公開規模がどれくらいなのかが気になりますね。 「2011年最熱血愛情喜劇」というコピーは(2011年はともかく)、そのまま使ってほしい。しかし公開までまる2年…じれった…

『SHIBUYA DEEP A 初夏の胸キュン祭り』に黒川芽以が出演

放送は5月18日(土)0:10〜1:10(金曜日24:10〜)となっております。前に出たときはいつだったっけ、まだ熊田曜子が結婚する前だったなあ。あ、そのときに誕生日が一緒だ、みたいなことを言ってたから、あれも5月頃だったのかもしれない。ドラマではあまり演…

レイ・ハリーハウゼンが亡くなった

偉大なるモデルアニメ界のマエストロ…。 観ようと思えば『シンドバッド黄金の航海』や『虎の目大冒険』もみれたはずだがタイミングが合わず、唯一映画館でみることが出来たハリーハウゼンの映画が『タイタンの戦い』だった。当時から既に、動きが粗いといわ…

『うどんの女』(えすとえむ/祥伝社)を読む

面白かった。心のうちで、「こういう場合はこんなふうな誘いがあったりして…」などと妄想をふくらませる前半が可笑しい。35歳の女性と21歳の大学生の距離感が微妙でよろしく、淡々としつつも滲みだすエロティックさもよろしく…。うどんが媒介する恋模様…。う…

『One ond only』の公式(?)PVをみて涙する

これもまた今更すぎるのだが。 心が弱ってんのかな…。このPV、ワンカット撮影だ。世界に数多ある長回し撮影の中でも、アクションの段取りを考えると気が遠くなりそうなのが、ジョン・ウーの『ハード・ボイルド』↓ 『ブレイキング・ニュース』も凄いけどね。

『藁の楯』をみる

アポロシネマ8にて。凶悪で最悪な殺人犯を福岡から東京まで護送するSPの物語。殺人犯の首には10億円の懸賞金がかけられて、行く先々に妨害の手が広がり、しかもこちらの居場所が何故かネットにアップされてしまっている。敵は味方の中にもいる!台詞で済…

『ご縁ハンター』最終回をみる

結婚するための婚活とはいえ、そこには感情が行き交うはずで、そこをどこまでドライに処理するか、出来るか、によって結婚出来るかどうかが決まる…という、婚活という選択をした場合には至極当然のことが、実際には非常に難しい問題として待ち構える。松本・…

『CARGO』という短編ゾンビ映画が泣ける

まあ今更もいいところなんですけれど。 ゴミの如き長編のゾンビ映画がたくさんある中で、7分間でみるものの心をつかむゾンビ映画も作れるものなんですな。発想のもとには例えば、さまよえるゾンビ青年を描いた『コリン』とか、ゲームの『デッドアイランド』…

『Omelette』という短編アニメがとてもかわいい

いぬちゃんが可愛過ぎる。アニメーションの楽しさとやさしさにあふれている。ラストにじわっときてしまう。

『The Deadly Mantis』がDVD化される

おなじみランコーポレーションから『極地からの怪物 大カマキリの脅威』のタイトルで5月17日発売。日本では劇場未公開どころかテレビでも放送されなかったようだが、『死の大カマキリ』と表記されて、よく写真はみたものだ。作品的にはあまり芳しい評判は聞…

クリープハイプ『憂、燦々』MVに黒川芽以が出ている

このバージョンはYouTube限定だそうです。 今回はみるからに、幸薄そうな女性。こういう女性にこういう衣装はちょっと安易過ぎないか、とも思うがどうか。台詞はなく、表情としぐさだけの芝居。笑顔で手を振るアップがあまりにせつない。相手役は池松壮亮だ…

『ポーとミーのチャチャ』(寶米恰恰)が放映される模様

大阪ABC朝日放送で、5月17日(金)25:34から。関西圏のみの放映のようです(→http://www.oaff.jp/2013/program/compe/04.html)。見逃し厳禁。今年の大阪アジアン映画祭の上映作品。沖縄映画祭でも『ポニーとミニーの初恋』のタイトルで上映されていた。アジア…

『ご縁ハンター』2回目をみる

全3回というのがいいですね。次回で終わりです。しかし中身は非常に濃い。面白くみている…のだが、やはりNHKはシビアすぎてつらいな。婚活に必死になっている人たちの日々を描いているのだが、主要登場人物の誰ひとりとして、この2回目までで幸福の兆しが見…

映画秘宝5月号の感想

表紙は二階堂ふみ。メインの特集は『ジャッキー・チェン笑撃アクション大百科!』だったけど、『ライジング・ドラゴン』の見どころや、ジャッキー映画の約束事を、ゲストの谷垣健治さんが語るインタビューがなんとも面白い。なるほどと思う話多数あり。高橋…

『お天気お姉さん』第2話をみる

武井咲が笑顔を封印するとどうなるか、というドラマ。まったく笑わないけどむしろそのほうが魅力が際立つようなものだ。気象のことしか判らないからそれ以外のことはしゃべりませんという徹底した変人ぶり。しかし、事件の背後に隠された真相を、その気象の…

happinetから『フロムビヨンド』(ブルーレイ)などがでる

もうアマゾンでも予約受付が始まっている。ドールズ HDリマスター版 [Blu-ray]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2013/08/02メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (1件) を見るフロム・ビヨンド HDリマスター版 [Blu-ray]出版社/メーカー: Happinet…

あべ静江 いろいろ

若き日のあべ静江が超絶的に美しいことは以前にも書いたけれど、いくつかの映像がYOUTUBEにあがっていてうれしい。これは『夜のヒットスタジオ』での『長距離電話』 そして『私は小鳥』…これも夜ヒットだけど、公開収録とは珍しい。 これもまた頂上レベルの…

シネリーブル梅田でこの夏『ゾンビ・オリンピック』開催ときた

6月15日から28日、レイトショーのみ、というのがつらい。シネリーブル梅田さん的には、「たのしいこと、面白いことは、夜にあるんです」ということで、それはおっしゃる通りではあるのだが…。(→http://www.ttcg.jp/cinelibre_umeda/topics/detail/20314) 上…

『くるみのき!』1巻(青木俊直)をよむ

『なのはなフラワーズ』が面白かったのでこれもよんでみた。若干、絵柄の変化あり。線が太くなり、コマが大きくなって、ちょっと荒々しいタッチもあって、より主人公の心理に肉薄するような…表面的には静かでも、実は心の底に秘めた激情を表現するようでいい…

『お天気お姉さん』の第2回に黒川芽以が出演…

しているらしいのだが、どれくらいの出番なのかは判りませんわな。2時間ドラマに、冒頭で誘拐されてそのあと一向に出て来ず、最後の救出時にちらりと映る…みたいな出番でも、出ているのは間違いないが、ファンとしてはあまり嬉しくはない。メジャー作品は無…

『ライジング・ドラゴン』をみる

TOHOシネマズなんばで。昨日が電影金像奨の発表で、ジャッキー・チェンとヘ・ジュンがこの作品で、最佳動作設計を授賞。アクションの見せ場でいうと、冒頭での全身ローラーブレードのチェイス、中盤の海賊船をめぐる攻防、終盤の悪役の秘密工場での戦い、ク…

『タワーリング・インフェルノ』をみる

TOHOシネマズなんばで。『新・午前十時の映画祭』の一本。今朝の5時33分に地震があった。緊急地震速報が鳴り響き、ガタガタゆらゆらと揺れるとさすがに目も覚めてしまい、布団の中でひたすら揺れが止まるのを待つのみだった。本当、地震は恐ろしい。この先の…

ルチオ・フルチの『ビヨンド』から エミリー(サラ・ケラー)がフィギュア化

ホラーマニアックスは最近DVD出さないなと思っていたら、次はこういう方向へ進むのか。写真でみるかんじではなかなかよさ気だけど、お値段はそれなりにするね。ホラーマニアは買うのだろうかねえ。欲しいけどなあ。「ビヨンド」より~エミリー (1/6スケール …

なのはなフラワーズ①(青木俊直)をよむ

ちょい内気な駆け出しマンガ家の青砥奈央が暮らす、なのはな荘。四畳半、風呂なし、トイレ共同の男子禁制の安アパートには、他にも気のいい連中が住んでいて彼女たちとの交流、奈央のマンガ家修行の日々(担当さんに気に入られようとして=担当さんが好きなの…

クロノス・ジョウンターの伝説(アサミ・マート/ソフトバンククリエイティブ)をよむ

梶尾真治のSF小説のコミック化。『木造迷宮』同様、スクリーントーンをほとんど使わず、明暗のはっきりしたシンプルな線で描かれている。ディテールやリアリティとは無縁の世界。『木造迷宮』も作家とお手伝いさんの極小空間だけで成立するもので、この作品…

フライングガール(笠辺哲/小学館)をよむ

とても面白い。ちょっと、ぼーっとした主人公の山田くんが見舞われる受難の物語。彼がどんなに正直に話したところで、それが本当のことだとはとても思えないようなことが、トッド博士のところに起きているのだが、あまりにぼーっとしているので周囲には既に…

『ブラックマジックM-66』 感想

BS11で録画。監督は士郎正宗(兼脚本・絵コンテ)と北久保弘之(兼構成・キャラクターデザイン)。この作品を初めてみたのは、読売テレビの『アニメだいすき!』で。録画して(しかも標準で!)、何度も繰り返してみた。因みに放送日は1988年3月29日だって。25年前…

PC用のスピーカーを買う

うちのノートパソコンは(東芝製)、薄っぺらい、ペナッペナの、聴いていて惨めになるような悲しい音しか出ず、ずっと我慢していたけれどもいい加減腹が立ち、しかし今更高額なスピーカーを買うのもなあ、と思い物色する中、アマゾンで LOGICOOL ステレオスピ…